呼吸器内科のご案内
メンバー紹介
統括診療部長髙田 昇平
部長田尾 義昭、吉見 通洋
医長山下 崇史、中野 貴子、池亀 聡
医員瓜生 和靖、今田 悠介、中川 泰輔
当科の特徴・取り扱い疾患
呼吸器疾患全般
入院では肺癌、肺炎、肺結核、睡眠時無呼吸症候群、間質性肺疾患、気管支喘息・COPDなどが多く、その他非結核性抗酸菌症や真菌症などの呼吸器感染症や胸膜疾患、呼吸不全、喀血、肉芽腫性疾患や各種びまん性肺疾患も診療しています。
診療実績(2018年)
気管支鏡:324例(ベッドサイド施行例は除く)、肺癌内科的治療導入:86例、SAS検査:80件
地域の先生方へ
急性期慢性期を問わず呼吸器外科や放射線科を含め他科とも連携をとりながらしっかり診療して参ります。
診療について
当呼吸器内科は、結核療養所時代に始まり、病院の総合化、救急化と共に、現在はあらゆる呼吸器疾患の診療を行っています。国立病院機構の九州地区の呼吸器内科の基幹病院に指定され、8名の医師で診療しています。
気管支喘息、COPD(肺気腫)、肺癌、肺炎、肺結核、肺真菌症、間質性肺炎、サルコイドーシス、睡眠時無呼吸症候群(SAS)などに対し、それぞれの専門医を有し、きめ細かな診断(64列マルチスライスCT、MRI、気管支鏡検査、肺機能検査など)・治療が可能です。
毎日(平日 8:30~11:00)新患外来を行っており、福岡市から宗像地区にかけての広範な地区からの紹介、受診があります。入院は一般呼吸器内科の患者さんは4階東病棟をメインに入院して頂きます。結核の患者さんで入院の必要な方は、独立した病棟(結核病棟)への入院となります。
対象疾患
肺がん
- • 当院はがん診療連携拠点病院に指定されています。
- • 肺がんは日本人のがんの死因第1位で、早期発見が大切です。
- • 診断は、気管支鏡検査、胸部CT検査、MRIなどで行います。
- • 手術、抗がん剤治療、放射線治療など、呼吸器外科や放射線科と協力しながら治療します。
- • 緩和ケアチームも配備され、緩和治療にも対応しています。
気管支喘息・COPD(肺気腫)・慢性呼吸不全
- • 気管支喘息、COPD(肺気腫)は500万人以上の人が罹患しています。
- • 肺機能検査など詳しい検査により診断します。吸入薬による治療が重要です。吸入のしかたを指導します。慢性呼吸不全に対して、呼吸リハビリや酸素療法、鼻マスク換気療法などを行います。
肺結核・肺炎・肺真菌症・間質性肺炎・サルコイドーシス
- • 肺結核は近年減少のスピードが鈍ってきていて、まだまだ注意が必要です。
- • 結核は結核菌がおこす病気です。肺結核のくすりを数種類服用していただきます
- • 菌による肺炎は適切な抗生物質の使用が決め手です。
- • 間質性肺炎はより専門的な診断と治療が必要です。ご相談下さい。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
睡眠中に10秒以上の呼吸停止が1時間に5回以上ある場合を睡眠時無呼吸症候群といい、心筋梗塞や脳梗塞を発症しやすいといわれています。
いびきと睡眠時無呼吸症候群睡眠時無呼吸症候群の心配のあるかたは当院までご相談ください。
福岡東医療センター呼吸器内科は以下の施設として認定されています。
学会認定施設
- • 日本呼吸器学会
- • 日本気管支(呼吸器内視鏡)学会
- • 日本アレルギー学会
- • 日本内科学会
福岡県指定施設
- • 肺がん検診精密検査実施登録申請医療機関
- • 肺がん検診再精密検査実施登録申請医療機関
- • 福岡県・福岡市呼吸器障害審査指定医施設
外来担当医表
※担当日以外でも急患、緊急の際は窓口などでその旨をお伝え下さい。
スタッフと専門領域

髙田 昇平
統括診療部長

田尾 義昭
呼吸器感染部長

吉見 通洋
呼吸器内科部長

山下 崇史
呼吸器内科医長

中野 貴子
呼吸器内科医長

瓜生 和靖
呼吸器内科医師
- 専門分野
- 呼吸器疾患
- 取得資格
- 日本内科学会 認定内科医
- 所属学会
- 日本内科学会、日本呼吸器学会、日本呼吸器内視鏡学会
- ひと言
- 本年度10月より当院に赴任致しました呼吸器内科の瓜生 和靖と申します。
新型コロナウイルス感染症により医療界も大変な状況ですが、少しでも地域医療に貢献できるよう努めてまいりますので宜しくお願い致します。