脳血管・神経センター

部門紹介

当センターは2004年に設立されました。脳神経内科・脳神経外科・リハビリテーション科がそれぞれの特徴を生かし、脳卒中や各種神経疾患、脳腫瘍、頭部外傷など幅広く診療できる体制を整えています。

脳卒中の治療は時間が勝負です。当院は一次脳卒中センターに指定されており、発症4.5時間以内の超急性期脳梗塞症例に対して、血栓溶解療法(t-PA静注療法)やカテーテルを用いた血栓回収療法を行い、後遺症をできるだけ少なくするように努めています。

診療案内

頭部外傷や脳腫瘍などの脳神経外科疾患にも適切なタイミングで手術、化学療法、放射線療法などを駆使して、最善の治療を行っております。発症早期からの積極的なリハビリを行い、機能回復に積極的に取り組んでいます。

回復期リハビリテーション病院などとの連携も密接に行っており、転院の際には脳卒中地域連携パスを用いて、シームレスな治療・リハビリ継続を実現しています。

その他の神経救急疾患(てんかん・髄膜脳炎など)や、認知症やパーキンソン病といった神経疾患にも対応します。

診療体制

脳神経内科・脳神経外科・リハビリテーション科のスタッフで構成されています。夜間・休日においても常に専門医が診療できる体制を整えており、24時間365日いつでも血栓溶解療法・血栓回収療法などの救急対応や手術治療が可能です。

当院には、脳卒中リハビリテーション認定看護師が在籍しており、脳神経疾患特有の症状などの注意深い観察、きめ細かな看護にも力を入れています。急性期には救急救命センターで、病状が安定した後は脳神経専門病棟にて、患者さんの立場に立った診療を行っています。

脳神経内科 脳神経外科 リハビリテーション科