臨床研究部について
臨床研究部の概況
1. 設置年度:1992年10月
2. 組織:部員数(専任1名、併任6名) 2024年4月現在
役職 | 氏名 | 区分 | 備考 |
---|---|---|---|
臨床研究部長 | 黒岩 三佳 | 専任 | 血液・腫瘍内科部長 |
病態生理研究室長 | 山下 崇史 | 併任 | 呼吸器科部長 |
病理研究室長 | 黒木 裕介 | 併任 | 腎臓内科部長 |
臨床薬理研究室長 | 内山 秀昭 | 併任 | 統括診療部長 |
疫学研究室長 | 黒田 淳哉 | 併任 | 内科部長 |
生化学研究室長 | 田中 宗浩 | 併任 | 消化器内科部長 |
3. 専有面積:118.57m2
施設の機能付与及び特徴
政策医療ネットワークに関して当院は呼吸器疾患の基幹施設、また、重心、循環器、内分泌代謝疾患の専門施設として位置付けられています。
呼吸器は気管支喘息や慢性閉塞性肺疾患、慢性呼吸不全に対する診療や研究、多剤耐性結核を含む結核の専門的治療、肺癌に対する内科、外科、放射線科などの協力による集学的治療などに特徴があります。重心は従来から重症心身障害児(者)施設の拠点病院の一つとして長期的ケアに取り組んでいます。
循環器は脳循環と心血管から成っており、前者は脳卒中に関する急性期治療からリハビリテーションまでをカバーし、後者は急性心筋梗塞など救急にも力を注ぎながら、互いに連動した取り組みも展開しています。内分泌代謝は従来の糖尿病研究に加えて、甲状腺疾患など内分泌疾患研究にも充実を目指しています。
2023年度業績
2022年度業績
2021年度業績
2020年度業績
研究活動および公的研究費の適切な取り扱いについて
臨床研究に関する情報公開について(オプトアウト)
通常、臨床研究は文書もしくは口頭で説明を行い、患者さんからの同意(インフォームド・コンセント)を得て行われます。これを「オプトイン」といいます。
臨床研究のうち、診療データ等の情報や余った検体のみを用いる研究については、国が定めた倫理指針に基づき、対象となる患者さんから直接同意を受けない場合があります。この場合は、あらかじめ研究内容の詳細をWeb サイトにて公開し、患者さんが拒否できる機会を設けており、このような手法を「オプトアウト」といいます。
オプトアウトを用いた研究は下記をご覧ください。
研究のために自分のデータが使用されることを望まれない方は、各研究の担当者までお知らせください。
- 2023-臨-70 多施設共通データベースを用いた脳卒中急性期患者の病態解明に関する疫学研究
- 2024-臨-59 当院におけるチルゼパチドの有効性と安全性に関する検討
- 2024-臨-111 IgA腎症の腎病理所見と予後の関連に関する前向き多施設共同研究
- 2021-臨-43 慢性腎臓病患者におけるSGLT2阻害薬の腎保護効果についての検討
- 30-臨-27 血液疾患患者、血縁者間移植ドナーの検体保存、臨床データ登録システムの確立
- 2022-臨-21 悪性 リンパ腫の遺伝子変異・遺伝子発現解析に基づく新規予後層別化 と新規治療法
- 2021-臨-35 悪性リンパ腫を中心とする造血器疾患に対する新たな疾患単位を探索するための全体像の把握および基礎的研究
- 2023-臨-32 切除不能膵癌患者におけるBRCA遺伝子変異とプラチナ感受性に関する多施設共同後ろ向き観察研究
- 2022-臨-19 炎症性腸疾患に対す る治療効果の検討 :多施設共同研究
- 2022-臨-90 膵腫瘍に対する超音波内視鏡下穿刺吸引生検 (EUS-FNA) 後の穿刺経路腫瘍細胞播種(Needle tractseeding)の前向き全国調査
- 30-臨-38 消化器内視鏡に関連する疾患、治療手技データベース構築(多施設共同 前向き観察研究)
- 2020-臨-40 本邦における心血管インターベンションの実態調査(J-PCI)を用いた日本心血管インターベンション治療学会内登録データを用いた統合的解析
- 2024-臨-136 早期特発性肺線維症患者に対するニンテダニブ投与の有効性と安全性に関する解析
- 2023-臨-121 EGFR遺伝子変異陽性肺癌に対するオシメルチニブの治療効果とTP53遺伝子変異およびIFITM family発現の関係性の検討
- 2021-臨-47 潜在性結核感染症治療におけるイソニアジド・リファンピシン単剤およびイソニアジド・リファンピシン併用レジメンの安全性と有効性評価の研究
- 2019-臨-10 アジア人の非小細胞肺癌における個別化医療の確立を目指した、遺伝子スクリーニングとモニタリングのための多施設共同前向き観察研究(LC-SCRUM-Asia)
- 2023-臨-138 肺炎桿菌と溶血性レンサ球菌の薬剤耐性、病原性、及び関連患者予後因子に関する全国サーベイランス
- 2020-臨-4 COVID-19に関するレジストリ研究
- 2024-臨-124 術前化学療法施行浸潤性膵管癌におけるHALPスコアの臨床的意義の検討
- 2024-臨-91 術前化学療法施行浸潤性膵管癌における術後成績と早期再発リスク因子に関する検討
- 2024-臨-92 外科医の妊娠期における手術参加についての検討
- 2024-臨-93 原発性虫垂癌切除10例の臨床的検討
- 2024-臨-94 絞扼性腸閉塞における腸管壊死予測因子の検討
- 2024-臨-95 当科における高齢者膵癌に対する治療成績の検討
- 2023-臨-78 絞扼性イレウス患者における各種スコアリングと術式選択の関連性に関する検討
- 2023-臨-80 総胆管結石合併急性胆嚢炎に対するERCP後の早期腹腔鏡下胆嚢摘出術の安全性
- 2023-臨-172 高リスク患者における急性胆嚢炎に対する早期腹腔鏡下胆嚢摘出術の安全性
- 2023-臨-183 高齢の急性胆嚢炎患者において、BMI 21 未満は自宅退院が困難となるリスク因子の検討
- 2023-臨-187 肝細胞癌に対する肝切除後の治療成績に関する多施設共同研究
- 2022-臨-86 膵体尾部切除術の膵断端処理法における Clip on Staple 法の有用性についての多施設共同無作為化比較試験
- 2020-臨-28 膵体尾部切除術の膵断端処理法における Clip on Staple 法の有用性についての検討
- 2024-臨-125 結核性脊椎炎の診断における有用な入院時血液検査、画像検査の項目の検討
- R6-EBM(心脳)-03 機械学習を用いた脳動脈瘤コイル塞栓術後再開通の予測に関する観察研究
- 2023-臨-180 一般社団法人日本脳神経外科学会データベース研究事業(Japan Neurosurgical Database : JND)
- 2024-臨-88 肺癌患者の術式選択と他病死リスクに関する多施設共同後ろ向き観察研究-肺切除と他病死リスク研究-
- 2024-臨-21 肺アスペルギルス症に対する手術の現状
- 2024-臨-118 小児喘息重症度分布と治療の経年推移に関する多機関調査(2024年度)
- 2023-臨-110 気管支喘息急性増悪による複数回入院リスクの検討
- 2022-臨-67 2023年 即時型食物アレルギー 全国モニタリング調査
- 2021-臨-23 脊髄性筋萎縮症患者に対するワクチン接種前後でのSARS-CoV-2抗体応答と有害事象調査
- 2020-臨-1 紫斑病性腎炎の発症予測因子、治療指標因子の探索
- 2023-臨-60 メロペネム供給停止の影響 ―多施設共同後ろ向き観察研究―
- 2023-臨-66 インクレチン関連糖尿病治療薬がオキサリプラチン誘発抹消神経障害に与える影響に関する調査
- 2023-臨-112 免疫チェックポイン ト阻害剤とプラチナ製剤併用療法における制吐対策のデキサメタゾンが免疫関連有害事象に与える影響の検討
- 2024-臨-96 救命病棟入院患者における早期栄養介入の効果と課題
- 2024-臨-56 救命病棟入院患者における早期栄養介入の実態把握とGLIM基準の活用方法について
- 2023-臨-61 重症COVID-19患者における予後栄養指数に関する研究 ~ワクチン接種および各種治療薬が使用可能となったデルタ株・オミクロン株流行期における検討~
- 2023-臨-62 重症COVID-19患者における栄養療法に関する研究