婦人科

お知らせ

2026年4月より非常勤医師による診療となります。
火曜日の午前午後、金曜日は不定期で午前のみの診療となる予定です。
2026年4月の診療日は下記のとおりになります。5月以降の金曜日の診療については確定次第ご連絡いたします。
また初診、再来ともに完全予約制となっております。予約センターあるいは地域連携室を通して日時の予約をお願いします。
ご不便をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

2026年4月
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2026年3月3日

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2026年4月から非常勤医師での診療になります。
それに伴い、2025年夏より現在の診療を徐々に縮小します。
手術および不妊治療については今年度中に終了する予定です。
詳細につきましては、担当医にご確認ください。
ご迷惑をおかけすることになりますが、ご理解・ご協力のほど、お願い申し上げます。

2025年7月

診療科紹介

婦人科 ロビー

女性の一生は女性ホルモンの状態によって、小児期、思春期、性成熟期、周閉経期、老年期と大きく分けられます。

卵巣から分泌される女性ホルモンは妊娠に関与するのみならず、女性の身体づくり、健康維持のために大切な役割を担っています。

日本ではまだまだお産以外で産婦人科を受診することに抵抗を感じる方が多いのですが、欧米では初経を迎えると婦人科のかかりつけ医を決めて定期的に受診するのが一般的です。

女性ならではの悩みは相談しにくいものですが、かかりつけの婦人科があれば、気軽に相談して頂けます。女性が子どもを欲しいと思った時に安心して子どもを産み育ててほしい、そして健康寿命を楽しんでほしい、それが私たちの願いです。

そのための身体づくりは初経を迎えたときから始まります。当科は生殖内分泌を専門としており、思春期から老年期まで女性の健康を総合的にサポートしていきます。ホルモン剤を中心とした薬物療法、身体にやさしい腹腔鏡や子宮鏡を主とした手術療法を軸に身体を整えるお手伝いをしていきます。

婦人科 診察室

主な対象疾患

  • 不妊症(体外受精・顕微授精・人工授精を含む)
  • 子宮内膜症
  • 子宮筋腫
  • 良性卵巣腫瘍
  • 子宮ポリープ
  • 月経トラブル(月経痛・月経不順・無月経・過多月経・月経前症候群)
  • 思春期発来異常
  • 更年期障害
  • 異所性妊娠
  • 卵巣腫瘍茎捻転など

診療案内

疾患別情報

以下の疾患名をクリックすると詳細情報を開きます。

不妊症

妊娠を希望している健常な夫婦では、3ヶ月以内で約50%に、6ヶ月以内で約70%に、1年以内で約80%に妊娠が成立します。一方で妊娠を希望する夫婦の10-15%が不妊であり、女性の加齢が密接に関係しています。不妊の割合は20歳代前半までは5%以下ですが、20歳代後半では9%ほどになり、30歳代前半では15%、30歳代後半では30%と上昇し、40歳以降では約65%の人は自然妊娠の望みがなくなると推定されています。

不妊の原因は女性のみにある場合が40%、男性のみにある場合が25%、男女ともに原因がある場合が25%、原因が不明であることが10%であり、男性側にも約半数の原因があるといわれています。もしかしたら子どもを授かりにくい体質かも、と思われたら、早めの検査と治療をお勧めします。

女性のみならず、ご夫婦で検査を受けて頂くことが望ましいです。一般不妊検査として基礎体温を測定頂き、一般血液検査、ホルモン検査、超音波検査、子宮卵管造影検査、頸管粘液検査、感染症、精液検査等を月経周期にあわせて順次行っていきます。必要があれば子宮鏡検査や腹腔鏡検査などの検査をお勧めすることもあります。

不妊の原因が、排卵の過程、卵管、子宮、頸管粘液のどこにあるのか、検査で異常が判明すればそれに合わせた治療を行い、必要に応じて卵胞発育をコントロールしながら、タイミング指導、子宮内精子注入法(IUI)、体外受精・胚移植法(ART)と妊娠へ向けて徐々にステップアップしていきます。

子宮筋腫

30歳代、40歳代の女性の3‐4人に1人の子宮に筋腫があります。子宮の筋層から発生するコブのような腫瘍ですが、子宮の外側、筋層の中、子宮腔の内側のどちら向きに大きくなっているかにより症状が異なります。筋腫は良性の腫瘍ですから、必ず治療が必要なものではありません。

一般的に女性ホルモンで大きくなり、閉経後はゆっくりと小さくなっていきます。筋腫の存在が日常生活に支障を来す場合のみ、その困ることを解決するために原因である筋腫の治療を行います。筋腫の位置、数、大きさ、症状の程度、今後の妊娠の希望、年齢により、治療の方法や時期が異なります。

子宮内膜症・子宮腺筋症・卵巣チョコレート嚢胞

最近、20歳代から40歳代の女性に増えている疾患です。子宮内膜とよく似た組織が子宮内腔以外の場所、卵巣や子宮筋層内、子宮の表面、腹膜に存在し、女性ホルモンであるエストロゲンで増殖と剥離、吸収を繰り返す病気です。(卵巣の子宮内膜症を卵巣チョコレート嚢胞、子宮筋層の子宮内膜症を子宮腺筋症といいます)

月経の度に少しずつ進行し、徐々に月経痛が強くなり、月経時に頭痛や嘔気、嘔吐、排便痛、下痢を伴うようになり、さらに進行すると月経以外の時にもこのような症状が続くようになります。

性交痛に悩むこともあり、卵巣の腫大や骨盤内の癒着も伴うようになると妊娠しにくくなります。晩産化、少産化により月経の回数が増えることにより増加していると考えられています。 病気の進行の程度や症状、将来(あるいは今すぐ)子どもが欲しいと思っているかどうかなどにより適切な治療を選択することが大切です。

(1)消炎鎮痛剤、(2)ホルモン療法(エストロゲン-プロゲステロン補充療法、黄体ホルモン療法、偽閉経療法)、(3)外科的療法(腹腔鏡手術)、(4)不妊治療を組み合わせて治療を行います。

良性卵巣腫瘍

卵巣、卵管、卵管間膜に由来する良性腫瘍には様々な種類があります。さらさらした水のような液体が貯まる漿液性嚢胞腺腫、どろどろの液体が貯まる粘液性嚢胞腺腫、脂肪や毛髪や歯などでできている皮様嚢腫、充実成分でできている線維腫などです。いずれも徐々にサイズが大きくなり、自然に消失、縮小することはありません。

ほとんどの場合何ら症状はありませんが、ある程度の大きさになると捻転や破裂のリスクが高くなるため、5cmを超えてくると外科的に摘出することをお勧めしています。サイズや年齢、今後の妊娠の希望により手術の方法は異なります。捻転や破裂が起こった場合には緊急での手術が必要になることがあります。

子宮ポリープ

子宮頸管ポリープ、子宮内膜ポリープなど、発生部位、サイズ、症状(過多月経、貧血、不妊)により治療の必要性や治療方法が異なります。

月経トラブル(月経痛・月経不順・無月経・過多月経・月経前症候群・思春期での月経異常)

思春期以降、女性の身体はおよそ1ヶ月に一度排卵が起こり、ホルモンが変動して月経が起こるようになります。

ホルモンの司令塔である視床下部から分泌される性腺刺激ホルモン放出ホルモン(GnRH)により、脳下垂体から卵胞刺激ホルモン(FSH)、黄体化ホルモン(LH)が分泌されます。卵胞刺激ホルモンにより卵巣で卵胞が発育し女性ホルモンであるエストロゲンが分泌されます。エストロゲンが増加することにより黄体化ホルモン(LH)が急激に増加し排卵が誘発されます。

排卵後の卵胞は黄体となり、黄体ホルモンであるプロゲステロンが分泌されます。妊娠が成立しなければ黄体は白体となりプロゲステロンが低下します。子宮内膜はエストロゲンで肥厚し、プロゲステロンで分泌期となり、プロゲステロンが低下するときに剥がれ落ち月経血として体外に排出されます。

この過程に何らかのトラブルがあると、月経異常となります。トラブルの原因が器質的なものなのか、機能性のものなのかを検査した上で、最も適した治療を行っていきます。筋腫やポリープが原因である場合は手術が必要になることもあります。

過度のダイエットや肥満、ストレス、睡眠習慣の乱れなどが原因であることもありますが、多くの場合、ホルモン療法により日常生活が見違えるように楽になります。他に内科的な病気をお持ちの方や喫煙者の方にはホルモン治療ができないことがあります。

更年期障害

女性ホルモンが低下する過程でホルモンの変動が大きくなる閉経前後の10年間程度、ほてりや発汗、のぼせ、めまいといったいわゆる更年期症状が出てくるようになります。このような症状が生活に支障をきたすようになると更年期障害といって治療が必要になります。

1年~5年ほどのホルモン補充療法が効果的です。また、閉経後に女性ホルモンが低下した状態が長期的に続くことにより、動脈硬化や骨粗鬆症などのリスクも上がりますが、毎日の食事や運動によってもさまざまな病気を発症するリスクの個人差が大きくなってきます。日本人女性の平均寿命は80歳を超えています。

閉経後の30年間を健康で生き生きと過ごすための準備期間として、自分らしい年の重ね方を考えて頂きたいと思います。

婦人科救急疾患

子宮外妊娠、卵巣腫瘍茎捻転など、必要があればその日のうちに緊急の腹腔鏡手術で治療を行っていきます。これらの疾患が疑われる際には食事を控えて受診ください。

診療体制

常勤医は2名です。部長は、日本産科婦人科学会専門医、日本産科婦人科学会指導医、日本生殖医学会生殖医療専門医、日本女性医学学会女性ヘルスケア専門医、日本産科婦人科遺伝診療学会認定医の資格を持っており、生殖内分泌、ヘルスケア、婦人科領域の診療を得意としています。

診療方針

  • 患者さんの年齢、挙児希望の有無等、それぞれの状況に合わせたベストな治療法を選択します。
  • 身体への負担、日常生活への影響が小さくなるような治療法を組み合わせて行います。
  • 将来の妊孕性を見据えた治療、生活指導を行います。

主な検査・設備

  • 経腹経膣超音波検査:骨盤内の子宮・卵巣・卵管の状況をリアルタイムでみる検査です。
  • 骨密度検査:DXA法を用いて行う骨粗鬆症の検査です。
  • MRI検査:筋腫や卵巣腫瘍の性状について画像診断を行います。磁気を用いる検査で、被爆の心配がありません。

地域の医療機関の方へ

外来中心の検査や治療を行ったり、可能な限り身体への負担が小さくなるよう外科治療の前に薬物療法を組み合わせたり、鏡視下手術を第一選択としたりすることによって、学校生活、家庭生活、社会生活に支障のないように努めています。

少子高齢化が進む中で、次の世代を育むことが地域の活性化、日本の発展につながると考え、女性が生き生きと社会で活躍しながら安心して子どもを産み育てることができる環境を整える一助になるよう願いつつ、日々の診療を行っています。

認定・指定施設

  • 日本産科婦人科学会専門医研修連携施設

診療実績

2024年度

腹腔鏡手術:41件、子宮鏡手術:36件、開腹手術:16件、腟式手術:6件、人工授精:133周期(妊娠12例)、タイミング法:妊娠16例
体外受精:採卵45周期、新鮮胚移植2周期(妊娠0例)、凍結融解胚移植81周期(妊娠18例)

古賀市子宮頸がん検診

古賀市の子宮頸がん検診とクーポン券対象の子宮頸がん検診を当院婦人科で行っております

実施期間

令和8年6月2日(火)~12月22日(火)の火曜日9:00-11:00

対象者

古賀市に住民票があり、
・一般:令和9年3月31日時点で20歳以上の偶数月生まれの女性
≪個人負担1700円≫
・クーポン券対象:平成17年4月2日~平成18年4月1日生まれでクーポン券が届いた女性
≪クーポン券持参にて無料≫

受診方法

(1) 電話予約が必要です
・受診希望日の3平日前までに電話で予約下さい(例:火曜に検診希望の場合は前週の木曜まで)
・予約の受付は、平日の11:00~16:00です
・電話番号(病院代表):092-943-2331
・「古賀市子宮頸がん検診の予約です」とお伝えください。担当部署につなぎます
・受診日、氏名、生年月日、当院受診歴、検査結果の受取方法について伺います
・保険診療と同日に検診を受けることはできません
・婦人科外来では予約できませんのでご注意ください

(2) 持参するもの
・マイナンバーカードもしくは健康保険証
・診察券(当院受診歴がある方)
・ナプキン1枚
・結果を郵送希望の場合はレターパックライト(院内コンビニエンスストアでも購入できますが、売り切れの場合があります)

(3) 検査当日9:00-11:00に受付を行ってください

(4) 診察申込書、問診票兼結果票を記載ください

(5) 婦人科外来で検診を行います

(6) 受付票を3番窓口に提出し、1700円お支払いください(クーポン券持参の方は自己負担ありません)

(7) 結果受取について
・窓口で受取希望の場合:病院からの電話連絡の後、ご本人がマイナンバーカードもしくは健康保険証を持参して、平日8:30-17:15に2番総合受付にお越しください
・郵送で受取希望の場合:通常、2週間程度で結果が届きます
検診日より1ヶ月経過しても電話連絡や結果が届かない場合はお問い合わせください
(問い合わせ先:092-943-2331 担当:医事課)

注意事項

  • 検査対象の年齢、誕生月(偶数月)であることを確認ください
  • 電話での予約が必要です(婦人科窓口では予約ができません)
  • 検診日は火曜日の9:00-11:00です
  • 予約人数には上限があります
  • 検診日と同日に保険診療はできません
  • 月経中の検診はお避け下さい(正確な診断ができないことがあります)
  • 「子宮頸がん」「がん検診」などがんの情報について詳しく知りたい方は、国立がん研究センターのがん情報サービスにアクセス、参照ください。

がん情報サービス

子宮頸がんについて(PDF) 

外来担当医表

婦人科
診療科情報
新患 久留米大医師 ※要相談
再来 久留米大医師 ※要相談

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スタッフと専門領域

婦人科

内田 聡子 うちだ そうこ

婦人科部長

専門分野

生殖内分泌
内視鏡

取得資格

日本産科婦人科学会専門医
日本産科婦人科学会指導医
日本生殖医学会生殖医療専門医
日本女性医学学会専門医
日本産科婦人科遺伝診療学会認定医

所属学会

日本産科婦人科学会
日本産婦人科医会
日本生殖医学会
日本産科婦人科内視鏡学会
日本女性医学学会
日本産科婦人科遺伝診療学会

婦人科

田中 章子 たなか あきこ

婦人科医長

専門分野

生殖内分泌
内視鏡

取得資格

日本産科婦人科学会専門医

所属学会

日本産科婦人科学会
日本生殖医学会
日本産科婦人科内視鏡学会

ひと言

4月より当院に赴任して参りました婦人科の田中章子です。専門は生殖内分泌です。患者様とのコミュニケーションを大切に診療を行って参ります。どうぞよろしくお願い致します。