腎臓病相談外来のご紹介
近年の高齢化を背景に、慢性腎臓病(以下CKD)の患者さんは年々増加していると言われます。CKDが進行した患者さんは、今後の腎機能の低下、生活上の注意点、腎代替療法に対する様々な不安や疑問をお持ちです。
当院では、2020年9月より腎臓病相談外来を開設し、腎臓病担当看護師がCKDに関する様々な質問・不安に対し、十分な時間をとって説明をしています。
対象となる患者さんについて
腎機能の指標となる腎機能の指標である糸球体濾過量(eGFR)が30 ml/min/1.73m2未満であるCKDステージ4および5の方です。eGFRは年齢と血清クレアチニン値から自動で算出されます。腎代替療法はご家族の協力が必要となることも多く、また患者さんだけで治療方針を決定することも難しいことが多いため、ご家族も一緒に受けられることをお勧めします。
よくあるご質問
患者さんからの以下のようなご質問に対して、腎臓病担当看護師が丁寧にお答えします。
- 自分の腎臓はどのくらい悪いのか? 透析は近いのか?
- 運動や日常生活で気を付けることは?
- 腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)を遅らせるには何が出来るのか?
- 腎代替療法(血液透析、腹膜透析、腎移植)での治療時間や通院回数はそれぞれどう違うのか?
- それぞれの治療は仕事を続けることが出来るのか?
受診のご案内
腎臓病相談外来は完全予約制です。
- 診療日
- 月曜・木曜
- 診療時間
- (1) 9:00~10:00
- (2) 10:00~11:00
ご予約
当院腎臓内科を受診して頂き、腎臓病相談外来を希望される方はその旨を担当医師にお伝えください。診察時に、担当医が病状を把握した上で予約を行います。